日本独自の盛り上がりを見せた”90年代メタル・バブル”を分析する書籍『ビッグ・イン・ジャパンの時代』が絶賛発売中! その著者・広瀬和生(BURRN!編集長)のインタビュー動画パート4が公開!
欧米とは異なるマーケットを形成し、日本独自の人気アーティストを数多く生んだ”90年代日本のHM/HRシーン”の様々なエピソードを振り返る書籍『ビッグ・イン・ジャパンの時代』が4月15日に発売され、各方面から大きな反響を得ている。この本の著者であるBURRN!編集長・広瀬和生のインタビュー動画のパート4が公開された。
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BURRN!叢書 29
ビッグ・イン・ジャパンの時代
BURRN! 編集長が語る、CDが最も売れた時代のメタル・バブル!
90年代とは果たしてどういう時代だったのか……? METALLICA、GUNS N’ ROSES、SKID ROW、PANTERA等が全米1位に輝き、グランジ旋風が世界の音楽シーンを塗り替え、エクストリーム・メタルが認知度を拡大した時代? 確かにそれもある。しかし、日本独自の現象を語らずしてこの時代を総括する勿れ。
日本のヘヴィ・メタル/ハード・ロック・ファンにこよなく愛され、本国以上にここ日本で高い人気を得たバンド達=“ビッグ・イン・ジャパン”の活躍なくして90年代の“メタル・バブル”はなかった……。日本で最もCDが売れ、BURRN! の発行部数も過去最大規模となり、毎月のように海外に飛んで現地取材を繰り返した時代をリアルタイムで知る本誌編集長・広瀬和生が語る集中講座、いざ開講!!
【CONTENTS】
第1章:総論
●CDが最も売れた時代=メタル・バブルの時代
●“ハード・ロック低迷期”がなかった日本の特殊な業界事情
●ビッグ・イン・ジャパンになり損ねたBAD MOON RISING
●日本ならではの“ジャーマン・メタル”ブーム
●ゼロ・コーポレーションからリリースされた北欧のバンド達
●忘れちゃいけない“Please Don’t Leave Me”ブーム
●“一発屋”で終わったビッグ・イン・ジャパン
●本国スイスでもちゃんと売れたGOTTHARD
●90年代とは本当のところ、どういう時代だったのか
第2章:イングヴェイ・マルムスティーン
第3章:MR.BIG
第4章:FAIR WARNING
第5章:ROYAL HUNT
第6章:HAREM SCAREM
第7章:NIGHT RANGER
第8章:グレン・ヒューズ
第9章:ジョー・リン・ターナー
第10章:HELLOWEEN
第11章:BON JOVI
第12章:DOKKEN
第13章:総括
●最初からガラパゴスだった日本の洋楽マーケット
●リッチー・ブラックモアから始まるギター・ヒーローの系譜
●独自の売り方が出来た日本のレコード会社の洋楽部
●メンバー・チェンジで変わっていったバンド達
●90年代にもう一度株を上げたリッチーのRAINBOW
●時代の流れに左右されるバンド、されないバンド
ビッグ・イン・ジャパンの時代
A5判 304頁
2022年4月15日発売 定価1,980円(税込)