METALLICAのカーク・ハメットが4月23日に発売する初のソロEPから先行シングルをリリース！

METALLICAのカーク・ハメット<g>が4月23日に発売する初のソロEP「PORTALS」から、先行シングル”High Plains Drifter”をリリースした。

METALLICAの自主レーベル『Blackened Recordings』からCD、デジタル、レコード・ストア・デイ限定アナログ盤（ダウンロード・カード付き）の各フォーマットで発売されるこのEPについて、カークは次のように語っている。
「2017年にマサチューセッツ州で最初の『It's Alive』展（カーク所有の映画ポスターのコレクションを展示するイベント）が開かれた時、それに合わせてサウンドトラックのようなものを制作する必要があったんだ。人々が展示を見ながら歩く時に、そのBGMとしてループ再生される音楽を思い浮かべながら曲の進行を考えいたら、いつの間にか“Maiden And The Monster”のパーツが揃っていたんだよ。『PORTALS』の最初のコンセプトはこの1曲から始まった。このEPに入ってる曲は俺が“オーディオ・シネマティック”と呼んでるもので、俺の頭の中に流れる映画のための音楽なんだ。同じように、他の人達も頭の中にそれぞれの映画を流してもらえたらいいな」

また、映画『荒野のストレンジャー（原題：HIGH PLAINS DRIFTER）』に由来するという先行シングルについては、こう説明している。
「特にあの映画のための音楽というわけじゃなかったけど、曲が書けたら、すぐにあの映画と同じ感情を伝えるものだと思ったんで、映画のタイトルをそのまま曲名にしたんだ。もともとは俺が書いてあったフラメンコの曲から生まれたものでね。2分半の曲で、とても気に入ってたんだけど、METALLICAで使うには難しいリフだった。買ったばかりのフラメンコ・ギターを家の外で弾いてた時に、自然に流れ出てきた曲で、かなりスポンテニアスに書かれた曲だったけど、ぜひ何とかしたいと思っていたんだ。この曲には絶対に命が吹き込まれなきゃいけないってね」