『Nuclear Blast』の創設者がニュー・レーベル『Atomic Fire』を始動! 日本ではワードレコーズがライセンス契約!
HM/HRの名門レーベルとして名高い『Nuclear Blast』の創始者であるマルクス・シュタイガー氏が、新たなレーベルを発足させた。その名も『Atomic Fire』。すでに数多くの人気アーティストと契約済みのこのニュー・レーベルのプロダクツは、日本ではその大半がワードレコーズから発売されることになるという。
※以下、メーカー・インフォメーションより。
創始者であるマルクス・シュタイガーがニュークリア・ブラストと決別!
新たなレーベル、アトミック・ファイアーを立ち上げ、音楽業界に一石を投じる
1987年、マルクス・シュタイガーによって設立されたニュークリア・ブラスト・レコード。当初はアンダーグラウンドのデス・メタルやグラインドコアを中心にリリースをしていたが、21世紀に入り急成長。ついにはスレイヤー、エクソダス、アンスラックス、テスタメント、ナイトウィッシュといった錚々たるアーティストたちが集う、名実ともに世界No.1のメタル・レーベルにまで登りつめた。だが、マルクスは18年に会社の株式の過半数をフランスのビリーヴ・ミュージックに売却し、その後は経営の最前線からは身を引いている感もあった。
そんなマルクス・シュタイガーが、ついに動き出した。自らが作り上げた巨象、ニュークリア・ブラストと決別。新たなレーベル、アトミック・ファイアー・レコードを始動したのだ!アトミック・ファイアー所属となるのは、ハロウィン、オーペス、メシュガー、アモルフィス、マイケル・シェンカー・グループ、プライマル・フィアー、ソナタ・アークティカ、シルヴァー・レイク(エサ・ホロパイネンのバンド)等。一見しておわかりの通り、いずれもニュークリア・ブラストで活躍していた面々だ。同時に新人バンドの発掘にも力を入れるようで、第一弾契約アーティストとして、アイスランドの新進気鋭パワー・メタル・バンド、パワー・パラディンの名が挙げられている。
マルクスの狙いは明白。デジタル全盛となってしまった音楽業界に一石を投じることだ。ヘヴィメタル・ファンが求めるものは何か。CDやLPなどのフィジカル・プロダクト、そしてTシャツなどのマーチャンダイズである。マルクスは、その要望に最大限答えようと、新たな会社を立ち上げたのだ。来年春にはドイツのドンツドルフに、ファンが集えるレコード・ショップをオープン予定というのも、その意気込みの表れである。
ここ日本では、アトミック・ファイアーからリリースされる大半の作品をワードレコーズが一元的にライセンス。
アルバムだけでなく、Tシャツなどのマーチャンダイズの販売にも力を入れていく。
記念すべきアトミック・ファイアーとしての初リリースは、前述のパワー・パラディン、そしてプリティ・メイズ、ハンマーフォール、キング・ダイアモンド、ザ・ナイト・フライト・オーケストラ、セリオンらのメンバーが結集し、誰もが知る映画の主題歌をハードロックでプレイするスカンディナヴィアのオールスター・バンド、アット・ザ・ムーヴィーズのアルバム。いずれも2022年1月7日のリリースを予定している。マイケル・シェンカー・グループの新作も発表されるとのこと。俄然アトミック・ファイアーから目が離せない。
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