歌える凄腕ドラマー、ディーン・カストロノヴォがJORUNEYに復帰!

2015年にドメスティック・ヴァイオレンスの容疑で逮捕された直後にJOURNEYを解雇されたディーン・カストロノヴォ<ds>が、約4年ぶりにバンドに復帰した。

今年7月26日にニール・ショーン<g>がツイッターにシカゴでのライヴのリハーサル・ルームの写真をアップし、「Double Trouble Chicago」という言葉と共に現メンバーのナラダ・マイケル・ウォルデン<ds>とディーンの名前を挙げていたことで、ファンの間にディーン復帰の噂が一気に広まっていたが、その2日後、ニールがフェイスブック上でファンから受けた「ディーンがフルタイム・メンバーとして復帰したのか?」という質問に対して「イエス」と答えたことで、彼の正式復帰が明らかとなった。ニールはその際、「今はナラダと合わせて2人のドラマーがいるんだ! これまで君達が聴いたことがないJOURNEYだぜ!」ともコメントしており、今後はツイン・ドラム体制で活動していく模様。

ファンならご存知のとおり、ディーンはリード・シンガー顔負けの歌唱力を持つドラマーで、かつてJOURNEYのライヴでもセカンド・シンガーとして重要な役割を担っていたので、これで再びバンドのヴォーカル面が強化されることだろう。

ディーンは2015年にJOUNERYを解雇された後も、REVOLUTION SAINTS、JIOELI-CASTRONOVO、DEAD DAISIESなどで活動を続けており、DEAD DAISIESでは2018年6月に来日公演も行なっていたが、2021年1月に背中(腰)の療養のためDEAD DAISIESを脱退していた。

なお、7月29日にシカゴの『Aragon Ballroom』で行なわれたJOURNEYのライヴがこのツイン・ドラム体制のお披露目となったが、この日のライヴは、背中(腰)の手術を予定しているランディ・ジャクソン<b>の代役として名手マルコ・メンドーサがベースをプレイした。マルコは2019年にニールが行なった『NEAL SCHON'S JOURNEY THROUGH TIME』ツアーにも同行していた。
Journey
- 'Any Way You Want It' Aragon Ballroom, Chicago, IL July 29, 2021

※7月29日のシカゴ公演の様子。楽しそうにプレイするディーンの姿も見える。
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