【速報】『政則十番勝負』PART.2/4日目 劇団☆新感線演出家、いのうえひでのり氏のあまりにも深すぎるジューダス・プリースト愛

9/28(土) 「PRIESTへの愛を語る」
出演:いのうえひでのり(劇団☆新感線 主宰/演出家)
本日はラス前となります。ゲストは劇団☆新感線主宰、演出家のいのうえひでのりさんです。ヘヴィ・メタルをふんだんに使用したド派手な演出で、ロックファンからの支持も得ている演出家で、とくにジューダス・プリーストの熱狂的ファンとして有名であります。ちなみに客出しのBGMはいつも“リヴィング・アフター・ミッドナイト”だったりします。

最新のジューダス・プリーストTシャツにプリーストのキャップで登場したいのうえ氏。一方、伊藤氏はレインボーのTシャツで対抗したようです。なぜメタルゴッドがプリーストTではなかったのか説明しておきますと、単純にラジオ番組のプレゼントですべて出してしまったからで、レアTシャツもメモラビリア展用にまとめてあるため取り出せず、現在手元には一枚もないということでありました。

昔、伊藤氏が大阪の街をひとりで歩いていたとき、古田新太氏など劇団☆新感線のメンバーに声を掛けられ、なぜか一緒に飲むことになったエピソードからトークが開始。当時いのうえ氏が聴いてモヤモヤしたという、ジューダス・プリーストの『ターボ』がなぜああいうアルバムになったのかとの質問に対し、「キミらは違う、点ではなく線で見ろ」と返答したという話は実に伊藤氏らしいエピソードのひとつであります。

今月発売されたばかりの『BURRN! PRESENTS THE 伊藤政則』をすでに購入済みだった井上氏、いちばん好きなメンバーであるK.Kダウニングのインタビューを読んで「切なくなった」。また、『復讐の叫び(Screaming for Vengeance)』と『背徳の掟(Defenders of the Faith)』のどちらが好きかとの質問には『復讐の叫び』であると言います。その理由は「芝居がかっているから」。“ヘリオン”から“エレクトリック・アイ”への流れは、たしかに劇的であります。
そして年間300日くらいプリーストTシャツを着用しているという、いのうえ氏が所蔵の品を持参。Tシャツショップやインターネット通販、古着屋などで購入しており、『ターボ』や『ラム・イット・ダウン』などレア物を披露してくださいました。『運命の翼(Sad Wings of Destiny)』Tシャツはレプリカでしたが、伊藤氏も「オリジナルは見たことがない」と言います。

中盤からは芝居の話、新感線の様々なエピソードトークへと流れていきます。お客さんの目の前にスピーカーがあったり、電力が足らないとか、巨大過ぎて小屋に入らないセット等々、いのうえ氏は初期の頃は「どうかしていた」と回想します。

プリースト愛と、新感線の公演における細かなこだわりを聞くことが出来たお客さんも大満足だったと思います。

さあ、泣いても笑っても本日が最後であります。

ゲストは慶応大学教授/経済評論家の岸博幸さん。「夢劇場」を語り尽くします。

グッズはMASA ITO BEER 2種が飛ぶように売れています。購入希望の方はお早めにどうぞ。

BURRN! PRESENTS
『 THE伊藤政則』

丸ごと1冊、伊藤政則!
本誌特別編集による永久保存版!!
<巻頭特集:日英メタル・ゴッド対談>
伊藤政則×ロブ・ハルフォード
※『DOWNLOAD JAPAN 2019』での来日時に行なわれた、初対面から現在に至る思い出を語り尽くす最新インタビューをノーカットで掲載! その他、盛りだくさんの内容でお届けする一冊! 
 
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