【速報】『政則十番勝負』PART.2/3日目 ロックの話は一切なし! 吉田照美とキレキレトーク対決
出演:吉田照美(フリーアナウンサー)
吉田氏は元文化放送アナウンサーで、現在はフリーとしていくつもの番組を担当されています。そんなわけで本日は「プロフェッショナル喋り屋対決」といった感じになるのでしょうか。ロックを知らない吉田さんですから、どんなトークが展開されるのか想像もつきません。
しかし楽屋では早くもレアな話で大盛り上がりです。お二人はスタッフから「喋りすぎです」と注意されていたほどでした。
ステージが始まるといきなり「伊藤さんの印象が昔とまったく変わってない」と吉田氏。さらに「昔の服を着てるんでしょ」とツッコみます。
2人の接点といえば、フジテレビの『夕やけニャンニャン』水曜日。伊藤氏はレギュラー出演者として「私、里歌ちゃんコーナー」などを担当。吉田氏は番組の進行役を務めていたはずなのですが、「同じ画面に映った記憶がない」のだとか。
記憶力の高い伊藤氏は、文化放送が主催のフィルムコンサート『PEPSI ROCK ON CRUSH』というイベントの壮行会で初めて会ったと回想します。
吉田氏は、1978年4月から深夜放送『セイ!ヤング』の水曜日を担当。当時の裏番組は大人気だった『タモリのオールナイトニッポン』でした。「どうせ誰も聴いていない」ということで、「自分のやりたいことをやる」と決め、有名な「ニセ東大胴上げ事件」など、バカバカしい企画を連発していきます。すると口コミで番組の人気が上がっていきました。ここで名を上げた吉田さんは、1980年10月から『吉田照美の夜はこれから てるてるワイド』を開始。中高生を中心に絶大な人気を誇りました。もちろん聴取率はしばらくの間トップを走り続けたわけです。
その番組に対抗して作られたのがニッポン放送の『ヤングパラダイス』で、金曜の『TOKYOベストヒット』を担当したのが伊藤政則氏でした。その経緯を説明しつつ、昔の放送局はセキュリティが甘かった、放送作家よりもリスナーの方が優れている場合がある、AMとFMの違い、さらには有名DJの裏話(もちろん詳細は書けません)等々、ラジオを軸に様々な話が展開していきました。
ベテランDJ同士のトークは淀むことなく、所々で爆笑させながら尻上がりに盛り上がっていきました。いったいこのトーク力というのはなんなのでしょう。いつまでも聞いていたくなる会話でありました。
そして最後のメッセージ。文化放送入社以来、バカバカしいことを追求してきた吉田照美さんが、68歳記念作品として映画『ロバマン』(河崎実監督)に主演しました。こちらは10月6日公開です。さらに主題歌「ロバマンのうた」CDが、11月6日にリリースとなります。ちなみに主題歌の作詞は湯川れい子さんで、さすがの伊藤さんも驚いていました。
ロックファンが大半を占めている会場で、ロックの話は一切なし。それでも60代後半とは思えぬ若々しさと面白さを爆発させた吉田照美さんに、終了後は場内から大きな拍手が送られていました。
本日から販売が再開された伊藤政則ビールですが、初日から売れに売れまくっています。Tシャツも含め、はたして最終日まで残っているのか、どうかまったくわかりません。
土曜日は、劇団☆新感線の演出家、いのうえひでのり氏の登場となります。ジューダス・プリーストマニアは必見のトークとなるでしょう。残すところあと2日です。
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