【速報】『政則十番勝負』3日目 初顔合わせの上坂すみれにメタル・ゴッドが押されまくり!?
出演:上坂すみれ(声優/歌手)
伊藤氏の第一声は「今日はお付きの人が多い」。外タレに例えるなら「ミック・ジャガーくらいのレベル。ジョン・ボン・ジョヴィだってこんなに人はいない」と驚いていました。
登場した上坂さんは、夏らしくTシャツにホットパンツ姿。彼女曰く「フェスにいる人のコスプレ」とのことです。そして、“伊藤政則”とはライナーノーツ上の存在であり、「イケてる文章を書いている謎のクリエイティヴ集団だと思っていた」という発言に場内は爆笑。
伊藤氏に対する第一印象は「肌トゥルトゥルでお若い感じ」。序盤は若くフレッシュな上坂さんに押され気味のメタルゴッドでありました。
ブラック・サバスのセカンド・アルバム『パラノイド』に衝撃を受け、そこからインターネットで調べながらジューダス・プリーストやアイアン・メイデンなどを聴いていったと、上坂さんが自身の音楽遍歴を語ります。
LAメタルが好きだという彼女が持参した『ミュージック・ライフが見たLAメタル』(Jun Kawai監修/シンコーミュージック刊)をめくりながら、中でも特にお気に入りのバンドであるラットの、伊藤氏による密着取材記事を読み上げるなど、ノリノリで攻めていきます。
対する伊藤氏は「旧ソ連の復活を願っている」という彼女の思想に驚きつつ、1979年と1989年の壮絶なソ連渡航経験を語ると、上坂さんが「面白い!」と大喜びする場面も。ここが本日のハイライトかと思ったのですが……。
終盤では「ブラック・サバスのような音楽がどのようにして生まれたのか」という質問に対し、伊藤氏は音楽評論家らしく、彼らのルーツは白人のブルースやジャズ、バーミンガムの暗く閉ざされた街にあり、サバスを最初に評価したのはアメリカだったと、実にわかりやすく興味深く解説してくれます。サバスが所属していたヴァーティゴ・レーベルは「ナゴム・レコードみたいな感じだったんですね」と、上坂さんらしい感想も飛び出します。
天然ボケ的でありながらも絶妙に切り返していく上坂すみれと、伊藤政則の老獪とも言える会話術によって、トークは延長に次ぐ延長で盛り上がりっぱなし。場内大満足の異種格闘技戦的トークバトルとなりました。これは名勝負だった、とスタッフからも称賛の声が飛び交っていったほどであります。
日付変わって本日は大貫憲章さんと今泉圭姫子さんの『全英TOP20』タッグチームとの変則マッチ。どんなトークが展開されるのか、期待しましょう。
なお、グッズは売り切れ続出している模様ですが、PART2には再販売できそうとのことであります。
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<巻頭特集:日英メタル・ゴッド対談>
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