【速報】『政則十番勝負』vs和田誠(音楽評論家)初日レポート
本日、タワーレコード渋谷店B1のCUTUP STUDIOにて、“メタルゴッド”伊藤政則氏によるシルバーウィーク超大型イベント、『政則十番勝負』が初日を迎えました。
一発目の対戦相手は、音楽評論家の和田誠氏との「ジャーマン vs ブリティッシュ頂上決戦」。チケットはもちろんソールドアウトです!
入口には関係各所から素敵なお花が届いていました。
物販はこちら。果たして最終日まで残っているかどうか…。
ステッカーセット、大人気です。お土産にちょうどいい!
メタルヘッズの熱気で溢れかえっている場内、伊藤氏が和田氏を呼び込むと、大きな拍手で迎えられました。
昨年、同所で行われたトークイベントに体調不良のためやむなく欠場した和田さんが、冒頭で「すみませんでした!」と頭を下げると、さらに大きく、会場は温かい拍手で包まれます。
不仲説も囁かれたというお二人ですが、全然そんなことはないという話からスタート、そして伝説のロック喫茶「レインボー」のDJとして活躍したお二人の原点、1970年代初頭の新宿歌舞伎町の話へと流れていきます。
そのロック喫茶は、200以上の客席が常に満席状態で、連日連夜多種多様な人々が集っていたようです。フーテンと呼ばれていた人たちのメチャクチャな行動、店に出入りするヤ○ザ等々、ここでは書けないような話が連発されていきます。マーク・ボランやリッチー・ブラックモアのような風貌をした人が街を闊歩していた時代の新宿歌舞伎町、見たことのない風景なのに、おぼろげながらも目の前にあらわれたような気になるという、たいへん貴重なトークでありました。ちなみに、伊藤氏のロック喫茶時代のキャッチフレーズは「新宿の若大将」だったとか。本人もすっかり忘れていたようです。
その後、お二人は後にニッポン放送『オールナイトニッポン』の制作チーム「ビバルーム」にADとして参加し、やがて和田さんは放送作家として、伊藤さんはディスクジョッキーとしてオールナイトニッポンの第二部を担当。そこから伝説の『TOKYOベストヒット』(ニッポン放送)、『PURE ROCK』(TBSテレビ)へと話が展開していくわけです。もちろん、ハロウィン登場後のジャーマンメタル黎明期の話などもしっかり盛り込んでいただきました。
凄まじい勢いでトークは熱を帯びていき、最後は伊藤氏が“大いなる野望”を語って終了。途中4回ほどタワレコのスッタフから巻きが入ったのですが、伊藤さんはガン無視した結果、大幅に時間をオーバーするという事態になってしまいました。この後、bayfmへ向かい、4時間の生放送をするはずなのに、信じられないテンションであります。やはり同時代を生きた盟友とのトークがエンジン全開にさせたのでしょう。
『政則十番勝負』はまだ始まったばかり。あと9試合残っているというのに初日から飛ばしすぎでしたが、それもまた楽しいのではないかと思います。
明日以降も速報をお届けいたします。お楽しみに!
終演後は限定人数でサイン会または撮影会が開催されます(※グッズ購入者が対象)。
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<巻頭特集:日英メタル・ゴッド対談>
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