ポーランドのエクストリーム・メタルの凄さを世に知らしめた功労者VADER。

彼らは16枚目となるスタジオ・フルレングス・アルバム『Solitude In Madness』を5月1日にNuclear Blast Records、日本ではWard Recordsからリリースする。

1月後半に1stシングルとして「Shock And Awe」のリリック・ビデオが、そして今月頭には「Into Oblivion」のミュージック・ビデオが公開となった。

今回のビデオはGRUPA 13によるもの。BEHEMOTH、AMON AMARTH、KAMPFAR、SONATA ARCTICAなどを手掛けてきたポーランドを拠点とする制作会社だ。

フロントマンのPiotr "Peter" Wiwczarek（ピーター）はアルバム・タイトルとなったテーマを説明してる。

「人類は決して教訓から学ばない。世界中で緊張が続いていると俺は感じているよ。大きな視点で見れば、人々は本当の痛みを忘れてしまっている。世代的なことを言えば、若い世代は古い世代も含め、自分たちすらも尊敬しないというのはどういうことなんだ。俺たちの日常生活はTVにあって、魂なんてありゃしない。すべてが空っぽ。テクノロジーってやつは俺たちから人間味を吸い取っているんだ。今はかつてないほど孤独な人が増えているが、俺たちはテクノロジーによって繋がっているはずなんじゃないのか。まったく狂気の沙汰だぜ！『Solitude In Madness』というタイトルはそこからきたものだ」