CARCASS、新譜のタイトルは『Torn Arteries』

Overseas Release
最初に日付、次にタイトルと、ニュー・アルバムに関する情報を小出しにしてくるCARCASS。そのタイトルにはバンド創設メンバーKen Owen(元ドラマー)への想いがあってのことだった。
リヴァプールの残虐王、CARCASSは8月7日に『Torn Arteries』とタイトルされたニュー・アルバムをNuclear Blast Recordsよりリリースする予定だ。

『Torn Arteries』というタイトルとその意味は、オーストラリアのHeavyがギタリストBill Steerに行ったインタビューによって明らかになった。

今回のタイトルはCARCASSのオリジナル・ドラマーであるKen Owenが10代の頃にレコーディングしたデモ・テープに由来するという。

「彼はTORN ARTERIESという架空のバンドを作って自室にこもってレコーディングしていたんだ。ギターを弾いて箱を叩いてマイクに叫んでいたんだよ。で、それがかなり歪んでいて、超ヘヴィなサウンドと言える類のものだった。基本的にはスパニッシュ・ギターと2つの箱で演奏しているだけでしかないっていうのにさ。俺が思うにJeff Walker(ボーカル、ベース)は過去とのつながりや、それがもう一つのKen Owenによる名作であるという事実を高く評価していると思う。それで彼はタイトルに選んだんだ。マジで惚れ込んでいるのさ」

Ken Owenは1999年に脳出血で倒れて以来、以前と同じようにはドラムを叩くことが出来ないようだ。エレクトロ・ミュージックのソロ・アルバム『Symbiotic Possibilities』(2015)は打ち込みで制作している。

そんな彼とバンドはもう長い間一緒に活動していないが、敬意を評して『Torn Arteries』というタイトルにしたという。

Kenは今バンドと一緒に演奏をしていないが俺たちがやることすべてに関与していることはみんな賛同すると思う。彼のドラムはユニークでまったくもって普通じゃないんだ。それに彼が思いついたリフは突拍子もないものだった。学ぶのが楽しかったよ。俺はギタリストとしてそれらのリフが非常に型破りで挑戦的だったと今でも思っているほどさ。そういった影響は今でもバンドに残っているんだ。俺たちは定期的にKenと連絡を取っているんだけど、彼の生活が安定しているのは素晴らしいことだね」