「アンドレ・マトスは俺にプロへの道を与えてくれた人」エロイ・カサグランデ(SEPULTURA)

Overseas News
現在、SEPULTURAのドラムを務めるエロイ・カサグランデを世界へと羽ばたかせたのは元ANGRAのアンドレ・マトスだ。彼は若かりし頃にアンドレと出会った時の話をSEPULTURAの『SepulQuarta』企画で語った。
SEPULTURAが週に1度、ファンからの質問に答え、メンバーがバンドの歴史を語り、演奏も披露するという企画『SepulQuarta』が先月末から始まった。

ドラマーのエロイ・カサグランデ(Eloy Casagrande)は、2019年6月に47歳という若さで急逝してしまった元ANGRAのボーカリスト、アンドレ・マトス(Andre Matos)との出会いを語った。

「2006年当時、俺はたったの15歳だった。ここブラジルのテレビ番組に出演して演奏していたんだ。Faustãoの番組だよ。ブラジル人ならFaustãoが誰なのかわかると思うけど、彼は世界で最も(本当のところはわからないけど)ユニークな人なんだ。で、俺は小さなドラム・セットでソロを披露するために行ったんだ。何故そんなことをしたのかは覚えていないんだけどさ。で、それを当時アンドレ・マトスのアルバムのプロデュースをしていたロイ・Z(Roy Z)が見たんだ。彼はアンドレに電話して『エロイのオーディションをしたほうが良いぞ。俺は子供がドラムを演奏するのをテレビで見たんだよ』って伝えた」

「後日、アンドレ・マトスのマネージャーから電話があってオーディションを受けたいかどうか尋ねられたんだ。それで俺は両親とその場に行くことになってバンドと演奏をした。本当に若かったよ。14か15歳だったから。オーディションの後、みんながオーケーを出してくれてバンドに加入することになった」

「でも俺はアンドレに訊いたんだ『ちょっと、本当に15歳の子どもに演奏してほしいと思っているのですか?僕にはできるかどうかわかりません。若すぎるし、旅行もしたことないからどうなるのかわからない。本当に良いのでしょうか』って。そうしたら彼は『そうだよ。俺は君を信じているんだ』と言ってくれた。だから、プロフェショナルなミュージシャンとして、そしてカバーなど演奏せずにきちんとしたバンドで音楽に生き、アート生活を送る、その機会をくれた最初の人物が彼なんだ。アンドレ・マトスはそういう素晴らしい人間であり、偉大なる男だった。そして今は伝説となっている」


また、ギタリストのアンドレアス・キッサー(Andreas Kisser)も「彼は良き友人で、常に素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。彼のようなアーティストはほかにはいない」と述べている。

SepulQuarta - LIVE Q&A with Eloy Casagrande (May 06, 2020 | Sepultura #003)