隔離中でも新譜に向けてSCORPIONSのメンバーはそれぞれのスタジオで作業を続行

Overseas News
3月上旬の東南アジアでのショウの後、ニュー・アルバムのレコーディングを開始すると言っていたSCORPIONS。新型コロナウイルスによって彼らもまた計画の変更を余儀なくされたが、クラウス・マイネ(ボーカル)によれば、家から出られない状況でもメンバー各自のスタジオで少しづつ準備を進めているとのこと。
ドイツの大ベテラン・ハード・ロック・バンド、SCORPIONSのボーカリスト、クラウス・マイネ(Klaus Meine)は、2021年にリリース予定と言われているニュー・アルバムの作業状況についてフランスの公式ファンクラブCrazyscorpsに語った。

当然ながら彼らもまた新型コロナウイルスの影響を受けているが、クラウス・マイネはエンジニアの領域も勉強しながら作業を続けている。

「プロデューサーのグレッグ・フィデルマン(Greg Fidelman)もアメリカからドイツに来たがっていた。バンドは2週間前にスタジオで作業を開始する予定だったけれども、今は互いに連絡を取り合いながらそれぞれのスタジオで仕事をしている。このように分離されて孤立した状況でもできる限りのことをして前進しようとしているんだ」

「バンドのレコーディング・エンジニアを務めていくれているハンス゠マルティン・ブッフ(Hans-Martin Buff)は、俺をシンガーというだけではなく、自分で録音できるようなエンジニアにもしてくれた。今でも挑戦中で、Pro Toolsでやり方がわからない時は彼とFaceTimeを使ってやり取りをしながらいろんなことを話している。これで簡単にコミュニケーションが取れるんだ。このとても困難な時期における良い部分と言ったらそういうところさ。自宅にいながらにしてスタジオで仕事ができているんだから我々は恵まれていると思う。でも、そろそろバンドが一緒になって次の段階に進めていけるようになると確信しているよ」

メンバー各自で作業しながらも自宅待機を続けている今の状況についての思いも語っている。

「オーストラリアと東南アジアのツアーからドイツに戻ってきた数日後から、新型コロナウイルスの被害状況は日増しに悪化していった。だから世界中のファンと連絡を取り合いながら家から出ないように勧めることが重要だと思ったんだ。なるべくお互いに近づきすぎないようにすることが大切だよ。俺は一度にこんなにも長い時間家に居たことはなかったけれども、この2年間はずっとツアーを続けてきたから、ある程度は休暇を取るのも良いことさ。文句なんて言えないよ。愛する人たちと一緒に家に居て長い時間を過ごせることは素晴らしいことだし、スタジオで新曲を作ったり歌詞を書いたりもできるんだからね」

バンドはニュー・アルバム用に多くの曲を準備しているようだが、2015年から元MOTÖRHEADKING DIAMONDで活動していたドラマー、ミッキー・ディー(Mikkey Dee)を迎えた彼らの楽曲は、少しハード・エッジな感覚が加わるかもしれないとのこと。

Klaus Meine - Lockdown interview for Crazyscorps fan-club (April 2020)