DEATH ANGELのドラマーがTVで新型コロナウイルス感染症から昏睡状態となった体験を語る。

Overseas News
2月から3月に行なった欧州ツアーで新型コロナウイルス感染症に罹って昏睡状態となったDEATH ANGELのウィル・キャロル。彼は地元のTVニュースに登場してその体験を語った。
TESTAMENTEXODUSDEATH ANGELの3バンドは、【THE BAY STRIKES BACK 2020】と題したヨーロッパ・ツアーを2月前半から3月前半まで行なっていた。

しかしそれは、ちょうど新型コロナウイルスが急速に広がり始めた時期と重なっていたため、アメリカに帰国後、参加バンドやクルーのおおよそ1/3が体調を崩す事態になってしまった。検査の結果、新型コロナウイルス感染症であることが判明した者もいるという。

その中で、もっとも重症となってしまったと考えられるのはDEATH ANGELのドラマー、ウィル・キャロル(Will Carroll)だ。

帰国後に新型コロナウイルス感染症で集中治療室(ICU)に運び込まれ、12日間も昏睡状態に陥り、ようやく最近になって自宅へ戻ってきたことが報じられた。

そのウィル・キャロルがサンフランシスコのローカル・テレビ局Kron-TVのKron 4 News出演して当時の体験を語った。

「ツアー半ばでみんな具合が悪くなり始め、人から人へと感染していったんだ。俺はツアーが終了する3、4日前にかなり酷くなってきて、恐らく新型コロナウイルス感染症だろうことがわかった」

バンドたちは帰国後に自己隔離を。ウィルは数日後に病院へと運ばれる。

「熱がとにかく酷かったから救急車が来て病院まで行ったことさえ覚えていない。記憶は曖昧だよ。肺不全で昏睡状態になってしまった。人工呼吸器を付けて12日間そのままだったんだ。大変さ。その間に心臓まひにもなったんだから。聞けば聞くほどゾッとするね。だから知りたくないのさ(笑)」

医師たちは彼が意識を取り戻したことに驚いた。

「俺が意識を取り戻した時、医師たちはショックを受けてたよ。彼らは俺がもう助からないと思っていたからね。『もはや駄目だと我々は思っていました』と最初に言われたんだ」

退院した時は1人で歩くことは困難なほど弱っていたが、今は以前のような元気を取り戻しつつある。

「俺は間違いなく人生に対して新しい見方をしているし、この2度目のチャンスを無駄にはしないよ。今回のことで確かに学んだんだ。まさに目から鱗が落ちる体験だった」