自主隔離中のDOKKENはZoomアプリを使って曲作りに挑戦

Overseas News
DOKKENのギタリスト、ジョン・レヴィンの最新インタビューで以下の情報が得られた。腕が麻痺したドン・ドッケンはゆっくりだが回復の兆しを見せていること。アルバム制作はZoomアプリを使用して曲作りを進める試みをしていること。昨年一線を退いたドラマーのミック・ブラウンは体を酷使しすぎたこと。
2003年からDOKKENでギタリストを務めているJon Levin(ジョン・レヴィン)

彼は、ポッドキャストのCobras & Fireに出演し、フロントマンDon Dokken(ドン・ドッケン)の状況、ニュー・アルバムの進行具合、そして昨年、一時的な引退を表明したドラマーのMick Brown(ミック・ブラウン)について語った。

Don Dokkenは、2019年11月に首と脊椎の手術を受けた後、合併症によって右腕と手が部分的に麻痺してしまい、身の回りのことやギターを弾くことが困難になってしまったが、その後の様子はどうなのだろうか。

「神経の損傷というものは治るまでに長い時間を要するものだけど、はっきりと進歩の兆候を示しているから俺は嬉しいよ。時間はかかっても完治することを俺たちは望んでいる。彼は本当に苦しい状況にあったからね。こんなにも深刻になるなんて誰も思っていなかったんだ。手術中に何が起こったのかは誰にもわからないし、理由はどうであれ、彼はひとつのことを考え始めてもの凄く集中した。最善の結果が得られればいいと思う。みんながやるべきことをやったのだから彼は良くなるよ」

新型コロナウイルス感染症拡散防止措置のため、外出がままならない現在、ニュー・アルバムの制作状況はどのようになっているのだろうか。

「今のところは会議ができるZoomアプリを使って曲作りやレコーディングをすることに挑戦している。普段は自分でエンジニアをやるわけではないけど、現状ではそこに素材を置いてやらなきゃならない。でもそうすれば少なくとも俺はDonにそれを送れるし、彼は俺たちのエンジニアにも送れるようになる。そんな感じでちょっとしたシステムを構築中だけど、確実に前進しているよ」

現在DOKKENのドラムはHOUSE OF LORDSB.J. Zampa(B.J.ザンパ)が務めているが、2019年までは、すべてのアルバムでドラムを叩いていたMick Brown(ミック・ブラウン)だった。彼は一時的な引退を発表している。どのような状況だったのだろうか。

「彼はほとんど引退している。もう十分だと思う。かなり長い間やってきたからね。ドラマーは常に一番厳しい肉体労働だから年齢を重ねるにつれて大変になってくる。世界を飛び回ってツアーをしてきたけど、もう度を越したんだよ。いいかい、俺たち皆、歳をとっていくというのに、20歳の時にやったことをやり続けているという現実がある。彼は俺に言ったよ。『Jon、どこもかしこも痛むんだ。膝、背中、足もだ。ドラムを叩く度に痛む』もう我慢できなかったってことだね。ただし、可能性はある。いつか戻ってくるかもしれない。でも今のところは引退している」

Jon Levinは80年代後半にDOROWARLOCKで活躍。2003年からDOKKENに加わり、『Hell To Pay』(2004)、『Lightning Strikes Again』(2008)、『Broken Bones』(2012)と3枚のスタジオ・アルバムでギターを弾いてきた。