VOIVODはゆっくりと新譜の曲作りを進行中

Overseas News
40年近くにわたって活動を続けるカナダはケベック州のプログレッシブな感性を持つ風変わりなバンドVOIVOD。彼らはコロナ騒動によって自由な移動ができない状況の中、インターネットを介して曲作りを行なっている。アルバムの完成は来年以降になる模様だが、新譜の前にライブ盤が発売されるとのこと。
カナダのプログレッシブで風変わりなメタル・バンドVOIVOD

バンド創設メンバーでドラマーを務めるAway(アウェイ)は、Agoraphobic Newsに、『The Wake』(2018)に続くアルバムの曲を書き始めていることを語った。

「俺たちが直面した問題は、ギタリストのChewy(チューウィー)がモントリオール(バンドの拠点)から数マイル離れた場所に住んでいるということだった。最近では道路が封鎖されていて(コロナウイルス危機対策によって)、彼がモントリオール来たり、俺たちが彼の住んでいるところに行くことはできない。だからDropboxを使ってファイルを共有しながらデモを作っているんだ。俺は家でドラムを叩くことはもちろん録音もできないから、Androidのドラム・マシン・アプリをダウンロードしてデモを作っている。こんな状況だけど新しい素材を書いて前進しているってことは良いことだね」

−−どのくらいの曲が完成していますか。

「ほとんどはまだ断片的なものしかないんだ。最終的にはそのいくつかの断片が集められることになるかもしれない。今回の新型コロナウイルスが発生する前に、俺たちはスタジオで多くのレコーディング・セッションをしていた。だからChewy発のリフや即興に残りのメンバーが乗っかる感じでいくつかの素材が作られている。ほかにも、メンバーが個々に書いた素材も共有しているから、今年はゆっくりとアルバムの制作をしていくつもり。でも、その前にライブ・アルバムがリリースされるよ」

新型コロナウイルスのパンデミックはバンドに、そしてグラフィック・デザイナーでもあるAwayにどのような影響を与えたのだろうか。

「もう何年も前からこういう状況(未知のウイルスや細菌が拡散する)になることを恐れていた。そして今はまだ超現実的な状況にある。我々は備えておくべきだったかもしれないが、これは確実に地球全体に何かしら変化をもたらすことになるはず……」

−−経済もめちゃくちゃになりますよね。

「家にこもって描き続けている俺は普段どおりの生活だ。しかし、VOIVODのツアー収入は確実に壊滅することになるだろう。バンドがツアーをストップすれば俺のアート活動にも影響を与える。もうTシャツのデザインはしなくなるからね。VOIVODのように俺はこの状況に即適応して最大限に活用しなくてはいけないな」

ツアーが宙に浮いている今、彼はアート・ブックやコミックなどの出版を計画している。

Interview with Away of Voivod: New live album will be released this year!