MINISTRYが新譜のレコーディングを開始!

Overseas News
インダストリアル・メタルのパイオニアとしても知られるMINISTRY。メンバーの死によって活動が危うくなる時期もあったが、中心人物Al Jourgensenは苦難を乗り越え、『AmeriKKKant』(2018)に続くニュー・アルバムのレコーディングを開始した。
Al Jourgensenによって1981年に開始されたMINISTRYはシンセポップ/EBM/ニューウェーブといった音楽スタイルだったが、80年代後半からは強烈なビート、ヘヴィさと硬質な要素も加味されて、アメリカにおけるインダストリアル・メタルのパイオニアの一端を担ったバンドとしてブレイクした。

多くのプロジェクトで活動してきたうえに13th Planet Recordsを開始していたAl Jourgensenは、「MINISTRYの最後のアルバムになる」と言って2007年に『The Last Sucker』をリリース。ツアー後の2008年に解散。

しかし、2011年に活動を再開。2012年に『Relapse』をリリースするも2012年12月にギタリストMike Scaccia(ブレイク時にも在籍していた)が他界。2013年には彼のレコーディングした音源をフィーチャーした『From Beer To Eternity』をリリースするが、Al Jourgensenにとって、Mike Scacciaは必要不可欠のメンバーだったという理由から、これが最後のアルバムになるという発言をしている。

ところが、2018年にニュー・アルバム『AmeriKKKant』がリリースされる。Al Jourgensenは、しばらく喪に服す時間が必要だったようだが、彼の頭には多くの曲のアイデアが蓄積されており、過去にはMikeなしで作ったアルバムもあることから、そろそろもう1枚……となったとか。

さて、そんなAl Jourgensen率いるMINISTRYが、ニュー・アルバムのレコーディングを開始したことを3月27日金曜日にバンドのソーシャルメディアにて発表。

アメリカ国旗柄のガスマスクを被り、スタジオのコンソールの前に座るAl Jourgensenは強烈だ。

「追って知らせるまで……俺たちはスタジオに隔離されて新しいアルバムを作る」

彼は2018年11月のConsequence Of Soundとのインタビューにて、「自宅には来年に向けて建設中のスタジオがある。だから俺は戻ったらすぐにニュー・アルバムの制作に取り掛かる。1988年の『The Land of Rape and Honey』でやったことと良く似ている」と語っている。


なお、80年代後期から90年代中期までMINISTRYに在籍し、KMFDMKING CRIMSONにて活躍したドラマーBill Rieflinが今年3月23日にがんで他界している。