臓器提供を拒否された故Sean Reinert(元CYNIC)

Overseas News
2020年1月24日に急逝したドラマーSean Reinert。彼は死後、臓器提供の意思表示をしていたが、ゲイで男性と性交渉があったことから臓器の提供を拒否されてしまった。これはアメリカの保健福祉省が定めたガイドラインによるもの。
DEATHCYNICAGHORAC-187GORDIAN KNOTなど、主にテクニカルでプログレッシブなスタイルのバンドに在籍し、メタル界に多大な影響を与えたドラマーSean Reinert

彼は48歳という若さで2020年1月24日に急逝してしまったが、生前に臓器提供の意思表示をしていた。

Sean Reinertの死後間もなく、彼のゲイ・ハズバンドであるTom Snyderは、故人の臓器提供者としての資格に関する質問を電話で受けた。しかしながら、電話をかけてきた女性の担当者はSean Reinertがゲイであり「性的に活発な同性愛の男性」であることを知ると、彼の臓器は採取できないことを告げて電話を切ったという。

アメリカ合衆国保健福祉省が2013年に定めたガイドラインに引っかかり、彼の臓器は提供を拒否されてしまったのだ。“男性同士で性交渉を持った臓器提供者”は、“12の病歴もしくは社会史の基準”において“リスクの高いドナー”とされていることによる。

けれどもTom Snyderによると、「Sean Reinertは、HIVにも性感染症にも罹ってはいなかった」と言う。

そして、「彼は2020年にアメリカに住むゲイだったから、他の人の命を救うための臓器を提供するという最後の願いの一つを許可されなかった。政府は移植を待つ人々にショーンの臓器を提供するよりも、彼らを死なせたいと考えているんだ。彼のハズバンドとして俺はムカついて憤怒している」と続けている。

Tom Snyderはこの話をSean ReinertのFacebookページにて公開している。