TIGERTAILZの元ボーカリストが昔のメンバーで一度限りのライブを提案するも現ギタリストは拒否

Overseas News
LAではなく、ウェールズから出てきたグラム・メタルということで随分と話題になったTIGERTAILZ。1stアルバムのボーカリストが昔のメンバーで一度限りのチャリティー・ライブを提案するも、唯一バンドに残るオリジナル・メンバーは拒否した。
ウェールズはカーディフ出身のグラム・メタルTIGERTAILZ

派手というよりけばけばしいルックスの方が印象に残っているかもしれないが、『Young And Crazy』(1987)、『Bezerk』(1990)の頃は「Livin' Without You」「Love Bomb Baby」「Heaven」「Noise Level Critical」などの代表曲もあり、UK Album Chartにも食い込んでいた。

さらに日本では、シングルなどで発表していたアルバム未収録曲を集めた『Banzai!』(1991)とタイトルされたアルバムもリリース(後に海外でも)され、METALLICAや、MEGADETHの曲をカバーしていたことも話題となった。

彼らは90年代後半から00年代前半まで多少のブランクがあったものの、数多のメンバー・チェンジを経ながらオリジナル・ギタリストのJay Pepperがバンドを支え、アルバムも発表し続けている。

ただ、残念なことに創設メンバーのひとり、ベーシストのPepsi Tateは膵臓がんが原因で2007年9月18日に42歳という若さで他界。彼は2005年に復活したTIGERTAILZにも参加しており、『Thrill Pistol』(2007)がPepsi Tateにとっての最後のアルバムとなった。

さて、そんなTIGERTAILZ『Young And Crazy』(1987)で歌っていたSteevi Jaimzが今年、80’s Glam Metalcastのインタビューに答えているので一部を抜粋する。

彼は、TIGERTAILZに再び加わることがあるかどうか尋ねられ、以下のように答えた。

「俺はJay Pepperにメールを送って、俺と、Jay、そしてAce Finchum(ドラム)、Kim Hooker(ボーカル、ギター)というメンバーで一度だけロンドンの小さなクラブでギグをやる気はないかと聞いてみた。このメンバーならば、『Young And Crazy』『Bezerk』の両アルバムから半分づつ演奏してステージを構成できる。そして、そのギグはチャリティーにしようとしたんだ。Pepsi Tateは癌で亡くなっていて俺は1型糖尿病だから、両方の病気のチャリティーとしてこれも半分づつ寄付するという企画だよ。でも、彼の答えはノーだった」

以前、Jay Pepper80’s Glam Metalcastのインタビューを受けており、その時彼はSteeviがバンドを解雇された理由も語っていた。そこでSteevi本人の話も聞くことになった。

「俺がジャーナリストと喧嘩して傷だらけになったって話?バカげてるよ。まぁ、いくつかの部分は本当だけど。俺はジャーナリストたちを怒らせた。はっきりと覚えているのはMarqueeでのこと。メンバーたちは彼らの顔に煙を吹きかけるよう俺にけしかけたから俺は大きな葉巻を手に取って男の顔に煙を吐いたんだ。というのも、そいつが俺たちに否定的なレビューをしたからね。だから俺は誰も殴ってはいない。苛立っていたかもしれないけど、バンドを守ろうとしたことでメンバーたちもバックアップしていたんだ。これでじゃあまるでスケープゴートのように陥れられている感じだよ。それに、マネージメント会社でありレコード会社でもあるMusic For Nationsの社長Martin Hookerは俺をひどく嫌っていた。バンドは評判になっていてアルバムも売っていると俺は言って、いくつかデモを持っていったんだけど、レーベルの社長にゴミの塊だと言われ、俺は排除されることになった」

Steevi Jaimzはソロ・アルバム『My Private Hell』(2009)のほか、昔の未発表曲を集めたアルバムもリリースしている。

80’s Glam Metalcast - Episode 10 - Steevi Jaimz (ex Tigertailz)