国産メタルコア期待の星 Graupel ベトナム・ツアー日記 Part.2

Live Reports
東京を拠点に活躍するメタルコアの期待の星Graupel。記念すべき初海外公演となるベトナム・ツアー日記、そのPart.2となります。

11/3(日)ベトナム4日目:ハノイ公演


Sotaに起こされ8:00に起床。
その時点でかなりの寝坊、その結果予定していたフライトには乗ることが出来なかった・・・ 。
別のホテルに滞在していたJulienだけが先にハノイへ向かっていた。
とりあえず残されたメンバーは空港に向かい、16:00のフライトを確保して空港で6時間ほど待ちぼうけ。

空港にて待ちぼうけ…

空港にて待ちぼうけ…


とりあえず移動の便を確保して一安心したがここで問題発生!
14:00にチケット発券のためにカウンターへ行ったら、何と16:00のフライトに問題があると言われてしまう。
その言葉に絶望する我々…。
しかし、15:10のフライトを用意してくれてホッと胸を撫でおろす。
ハノイ公演の主催のQuangにも心配をかけたが、無事フライト確保の報を入れると安心していた。

18:00にハノイのノイバイ空港へ到着。
急いで荷物を回収してタクシー乗り場へ向かう。
機材や物販など荷物が多いため1台目は乗車拒否に。
乗車可能なタクシーを紹介されるも事前に聞いていた値段より大幅に高いため価格交渉。
時間があるときにはいいのだが、急いでいるときにこれは本当に止めて欲しい。

主催のQuangからのメールを見せて渋々ドライバー側が了承。
お金にならない客のためか扱いが非常に雑で常時スピードが100km/hを超えていた。
急いでいたため逆にそれの方がありがたかった。

18:30にこの日の会場であるHanoi Rock City到着し各関係者にメンバーの紹介と挨拶。
お腹が空いたため食事をしたいというとコンビニになら行っていいとのこと。
我々が遅刻したのでナーバスになっている様子で本当に申し訳ない。
美味しそうなパンを食べていたので何かと聞いたらバインミー風のパニーニとのことだ。
買いに行かせてはもらえないが買ってきてもらえた。ありがとうQuang!

物販を展開していざオープン。
この日の会場もバーと併設になっていて、2Fのライブ・ステージを見るのにはチャージが別途かかる。
1Fはバー営業で普通のお客さんがいるので、オープンしてファンがどっと入るというよりそれぞれがお酒を飲んだ後にステージを見にくるという雰囲気だったのが珍しかった。
 (20442)

この日の会場(バースペース)の雰囲気

この日の会場(バースペース)の雰囲気


いざ開演!
1バンド目のXCOREXはハード・ロックテイストのあるメタル・バンドであった。
2バンド目のATULAはブラック・メタル・バンド、CUT LONと掛け持ちしているメンバーがいるようだ。
会場受付の女性曰くハノイでブラック・メタルは”Weird”とのこと。ブラック・メタル好きな自分としては悲しい。
3バンド目のREBORNはメロデス・バンド、こちらはWINDRUNNERと掛け持ちしているメンバーがいるとのこと。
翌日話をしたらハノイはバンドが多いもののミュージシャンは少なくて、シーンを盛り上げるために1人で2-3バンド掛け持ちも普通らしい。
この姿勢は見習いたいと思った。
ここまで見てきた感想は昨日のホーチミンと違って、ノスタルジックだったりダークなバンドが多いと感じた。
ここにも北部と南部の違いが現れているのか気になるところだ。

4バンド目はWINDRUNNER、この日が新しいVoとBaの初ライブであったとのこと。
同じアジアで活動しているバンドとしてようやく見ることができて嬉しい。
最後の曲の“Rose”でVoのSotaがステージへ。
新しいVoは18歳かつ元々R&Bシンガーで初めてロック・バンドで歌うというのが信じられないくらいに歌が上手かった。
今後の活躍が楽しみである。

5バンド目はこの日の主催者であるQuangがやっているCUT LON。
ピカチュウの覆面というキャッチーな見た目に目が奪われるが、音はハードコア・パンク、スケーター・サウンドとかなり硬派。
演奏もタイトでインターネット上でのイメージとかなりギャップがある。
翌日話をしたら北海道や大阪のジャパニーズ・ハードコアが好きとのことで、根っからのハードコア・フリークである。
キャッチーな見た目でバンドをしているのはハノイにまだハードコア・パンクのシーンがしっかりと根付いているわけではないので、硬派な見た目だとお客さんが敬遠してしまうからだと。
まずはサウンドに慣れ親しんでもらうためにピカチュウの覆面を被っているとのことだった。
想像以上に深いバンドである。

いよいよ我々Graupel
こちらのライブハウスにもCDプレイヤーがないとのことでSEをCDで流すことができずに本日もiPadで代用。
CDプレイヤーが新興国だとライブハウスにすらないとはCDはこれからますます売れなくなるのではないかと感じた。

ライブ本編はモッシュの嵐ですごい熱気であった。
大盛り上がりで「ワンモア!」の大歓声が巻き起こる。
正直なところライブ前はハノイではあまりウケないだろうと思っていたので衝撃的であった。
後日Quangから聞いたところによると欧米のバンドでもあそこまで盛り上がることは滅多になく、招聘して良かったとのこと。
終演後に記念撮影を試みるも観客も含めて全員ステージに上がってきてしまいカオスな状態に。
カオスな記念撮影

カオスな記念撮影


撮影後は物販へ。この日も記念撮影とサイン依頼が沢山。
作ったTシャツもほとんど売れてしまった

両日通してベトナムのバンドマンやライブハウスのスタッフはほとんど英語を話すことができ、ベトナム人以外のオーディエンスもローカルのライブハウスに馴染んでいると感じた。
日本ではなかなか見ることができない光景だ。
日本でも言語の壁を改善できればさらなるシーンの活性化につながるのではないかと思った。


荷物を片付けて打ち上げ会場へタクシーで向かう。
本日の打ち上げには火鍋が出てきた。食事の味付けや雰囲気がホーチミンと全く違っているのが興味深い
同じAristidesユーザーのWINDRUNNERのTrungとギターやアジアのシーン、お互いのバンドのことを話し交流を深めた。
WindrunnerのTrungとツーショット

WindrunnerのTrungとツーショット

WindrunnerのNamとツーショット

WindrunnerのNamとツーショット


他のメンバーとももっと話をしたかったが自分以外のメンバーのフライトが翌日の早い時間のため3時で残念ながらお開き。
最後に皆で記念写真を撮影した。
ハノイ公演打ち上げ会場にて記念撮影

ハノイ公演打ち上げ会場にて記念撮影


ホテルに到着後、まずはツアーの精算とこの日のライブの反省会。
その後シャワーを浴びて他のメンバーは朝5時発のタクシーを寝ずに待機。
自分も到着まで待とうと思っていたが気が付いたら眠ってしまっていた。
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