メロディック・メタル/パワー・メタルの祭典『Evoken Fest 2019 Extra』9月1日@吉祥寺Club SEATA

Live Reports
Evoken de Valhall Production主催によるメロディック・メタル/パワー・メタルの祭典『Evoken Fest 2019』。そのExtraショウとなった9月1日(日)吉祥寺Club SEATA公演のレポート。

遅くなってしまったが、9月1日9月1日(日)東京・吉祥寺Club SEATAにてEvoken de Valhall Production主催によるメロディック・メタル/パワー・メタルの祭典『Evoken Fest 2019』のExtra公演のレポートをお送りする。
初日8月30日(金)の渋谷 duo Music Exchangeでのレポートはこちらになるので合わせて読んで欲しい。
『Evoken Fest 2019』8月30日渋谷 duo MUSIC EXCHANGE公演レポート

ALLEGIANCE REIGN


前の仕事が押してしまい到着した時には既に終了していたALLEGIANCE REIGN。重厚なシンフォニック・サウンドの国産バトル・メタルで、ステージ衣装が戦国時代を思わせる武士のコスチュームというので実は楽しみにしていたのだが…、残念無念だ。写真とセットリストを提供していただいたので雰囲気だけでも楽しんでくれたらと思う。
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●ALLEGIANCE REIGN 2019年9月1日セットリスト@吉祥寺Club SEATA

01.Dawn of Warring States Era (Intro)~A Signal Fire of Battle
02.Ei Ei O
03.Allegiance Sword

EPIDEMIA

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到着した時には既にEPIDEMIAのショウは始まっていた。全てを観ていないので正しいかは分からないが、初日30日がイケイケの攻めのセットリストだとしたらこの日は懐の深さを見せたように思えた。

ドラマチックに盛り上がっていくバラード調の“Vsadnik Iz Lda”は、哀愁のメロディがグッと胸に突き刺さり、情感タップリに歌い上げるヴォーカルが素晴らしい。ロシア語ならではの独特の語感と巻き舌発音が曲の感情の起伏を鮮明にしていた。客席からはスマフォのライトがステージに向けられ、メンバーは嬉しそうな笑顔を見せながら憂いに満ちた旋律を奏でていた。ヘヴィ・メタル=英語と思っている人にこそ聴いて欲しいパフォーマンスだった。

バラード調の楽曲から一転してベースから始まる陽気なメロディの“Gde Rozhdayutsya Rassvety”で会場の雰囲気をガラリと変えて、ラストはダークなイントロから影のあるメロディで疾走する“Vybor est'!”で盛り上がりの中終了となった。
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初日とセットの被りもなく、2日で1回分のフルショウといった感じであろう。それだけにこの日のショウを頭から見たかったという後悔があった。ロシアでの人気を考えるとこの位置での出演が本当に勿体ない感じだが、彼らの日本での知名度を考えたら生で動く彼らを見ることが出来ただけでも本当に貴重と思える彼らのパフォーマンスだった。
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●EPIDEMIA 2019年9月1日セットリスト@吉祥寺Club SEATA

01. Proidi Svoy Put’ (Пройди свой путь)
02. Feanor (Феанор)
03. P’yanyj razgovor (Пьяный разговор)
04. Niti Syd’by (Нити судьбы)
05. Vsadnik Iz Lda (Всадник из льда)
06. Gde Rozhdayutsya Rassvety (Где Рождаются Рассветы)
07. Vybor est’! (Выбор есть!)

MANTICORA

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ホラー・ムービー風のSEを合図に緞帳が開いてデンマークからやって来たMANTICORAのショウがスタート。ツーバス連打でスラッシュ・メタルばりに疾走する“Katana (Opium)”がファンの首を大きく揺らし、分厚いコーラスがフロアも巻き込みながら大きくなっていく。

続くスピード・ナンバー“A Long Farewell”ではどことなく BLIND GURDIANのハンズィ・キアシュの声を彷彿させるラーズ・F・ラーセン<vo>は顔を上に向け手を広げファンをMANTICORAの世界へ更に誘う。ミドル・ナンバーの“Gypsies' Dance Part 2”ではそれまでのアグレッシブな彼らとガラっと表情を変え、抒情的なメロディをじっくりと聴かせる。

初来日出来たことの感謝を述べたMCの後に最新作「TO KILL TO LIVE TO KILL」と同じくチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が優雅に流れ、そこからヘヴィで雄大な冒頭からスラッシュ・メタルばりのアグレッションを内包して疾走する“Echoes of a Silent Scream”へと流れる。各メンバーのパフォーマンスの高さに、メタル然とした曲の中にある起承転結のメリハイの利いたドラマチックな展開がファンを唸らせていた。
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ラストは“Through the Eyes of the Killer (Revival of the Muse That Is Violence)”で締めたが、メタリックなツイン・ギターがメタル・ファンのツボを刺激する。ラーズはフードを深く被った衣装にチェンジ、手には玩具の拳銃を手に殺人者キャラクターへと変身。ノシノシとステージを歩く等派手なアクションでファンを煽っていた。最後は会場を二つに分けての声援合戦で熱く盛り上げてから「ナイトメア~」とバンドもファンも大合唱でステージを去っていった。

スラッシュ色が強く様子見といったファンも見受けられたが、そんな人たちも最後には彼らショウに引き込まれていったし「思った以上に良かった」や「音源よりもライブの方が凄かった」という声をいくつか耳にした。個人的にはマッズ・ウォルフの凄まじいドラミングに終始圧倒された。
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●MANTICORA 2019年9月1日セットリスト@吉祥寺Club SEATA

01. Katana (Opium)
02. A Long Farewell
03. Gypsies’ Dance, Part 2~Piano Concerto No. 1: B flat minor…
04. Echoes of a Silent Scream
05. Through the Eyes of the Killer (Revival of the Muse That is Violence)
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