80年代L.Aメタル・サウンドを纏ってタイからやって来た BULLETGUYZインタビュー

Interview
3月に初来日公演を行ったタイの BULLETGUYZインタビュー
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『彼らは突然目の前に現れた』、そんな印象だった。

彼らとはBULLETGUYZ。
専門店や輸入盤店に彼らのCDが販売されると耳の早いマニアを中心にジワジワと話題になっていた。80年代のL.Aメタルやヘア・メタルを想起させるサウンドは興味深かったし、何より楽曲の完成度も高かった。
そして、個人的にはエクストリーム・ミュージックが盛んなイメージのあるタイから彼らが登場したのが驚きだった。
ある人が『忘れていたメタルがタイからやって来た!』と言っていたが、それも言い得て妙と思った。
そんな彼らが、3月に初来日公演を行った。今回はメンバーのOILZ<vo>、BANKZ<g>、TOMMIIZ<g>、TO’MZ<b>、JAZZにインタビューを行った。

俺たちの弾丸が君たちのハートをぶち抜くのさ

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--まずはメンバー紹介からお願いします。

OILZ:俺はOILZ、ヴォーカリストだ。
BANKZ:こんにちは。俺はBANKZ、ギタリストだよ。
TOMMIIZ:TOMMIIZ、ギタリストだ。
TO’MZ:ベーシストのTO’MZだ。
JAZZ:やぁ、JAZZだよ。ドラムをプレイしてる。

--メンバーの皆さんはどんなバンドに影響を受けてきましたか?

OILZ:MÖTLEY CRÜE、SKID ROW、そしてX-JAPANさ。
BANKZ:GUNS N' ROSES、それにブルースも好きだよ。スティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいなブルース・ギタリストにも影響を受けている。
TOMMIIZ:STEELHEART、SKID ROW、X-JAPAN、それに80年代のグラム・バンド全般だね。
JAZZ:(丁度、目の前にあったチキン・ステーキを指して)キログラムも好きだろ?(笑)
TO’MZ:IRON MAIDENが一番好きかな。ヘヴィ・メタル全般好きだよ。
JAZZ:俺の場合はとてつもなく長い話になるよ(一同笑)。
OILZ:それは困る、短めに頼むよ(笑)
JAZZ:STEEL DRAGON(注1)が大好きなんだ。映画のバンドさ(笑)。

--本当に?(笑)

JAZZ:そうさ、No.1さ。MÖTLEY CRÜEやGUNS N' ROSESも大好きだよ。80年代の音楽が好きで、かなり聴いているよ。ジャズやブルースもね、ポップスも好きだよ。K-POPも(と言って、腰を振るとメンバー爆笑)

--BULLETGUYZは何年に結成されたのですか?

OILZ:1年前だよ、2019年に結成されたんだ。

--BULLETGUYZの由来は?

OILZ:速そうだろ?そして、俺たちの弾丸が君たちのハートをぶち抜くのさ(笑)。アメリカのBULLETBOYSとは関係ないよ。
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OILZ<vo>


--OILZはSIXTY NINTH、TOMMIIZはNEVERLAND等、メンバーは他にもバンドでプレイしてますが、それとは別にBULLETGUYZを結成しようと思ったのですか?

OILZ:OK、BULLETGUYZは実はプロジェクト・バンドだったんだ。俺は80年代のUSメタル、グラムっぽいメタルが好きだったんだ。それで俺が最初にTOMMIIZに声をかけたんだ。俺たちは似た音楽が好きだったからね。その後に、俺たち直ぐに2曲作ったんだ、“We wanna Rock you”と“Supersonic Love”さ。そしてBULLETGUYZをちゃんとしたバンドにしようとBANKZ、JAZZ 、TO’MZを誘ったんだ。こうしてBULLETGUYZは正式なバンドとして動き出したんだ。今はパーマネントなバンドだよ。

--BULLETGUYZをパーマネントなバンドにしようと思った切っ掛けみたいなのはあったのですか?

OILZ:このバンドをもっとビッグにしたいと思うようになったからさ。
JAZZ:そうさ!
OILZ:1stアルバムを作ってからは特にね。もう2nd、3rdアルバムに向けて沢山の新曲も作ってるよ。

--BULLETGUYZの様に80年代のLAメタルに影響を受けた音楽性のバンドはタイで活動しているのですか?

OILZ:タイにかい?80年代のLAメタルに影響を受けたバンドか…
JAZZ:いないよ。(他のメンバーも口々にいないよと続く)
TOMMIIZ:俺たちが「ONLY 1」だよ。
OILZ:俺たちが知る限りはいないね(苦笑)。
JAZZ:俺たちがタイで一番最初にこのスタイルでプレイしたんだ。
OILZ:Yes、そうさ!(笑)。ナイトクラブやレストランではもっとポップなものが好まれるからね。タイではハード・ロック、ヘヴィ・メタル、ポップス、ヒップホップ、ソウルでもカバー・バンドが一般的だからね。そういったバンドは何でもプレイしているよ。
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BANKZ<g>


--タイのヘヴィ・メタル・シーンはスラッシュ・メタル、ブラック・メタルやデス・メタルとかエクストリームなスタイルのバンドが多いと耳にしたのですが。

OILZ:交流はあまりないね、特にブラック・メタル勢とは。交流はないけど、バンドのことは知っている。
TOMMIIZ:SURRENDER OF DIVINITYは知っているよ。友達だからさ(笑)。

--一緒にライブをすることも今のところないですね。

OILZ:ないね。
TOMMIIZ:俺たちと彼らとではシーンは完全に別々でやっているね。

--では、BULLETGUYZのメンバーは普段どんなバンドと共演しているのですか?

OILZ:殆どカバー・バンドだよ。STONE METAL FIREというベテランの伝説的バンドがいるけど…。

--他にもHI-ROCKやROCKESTRAといったバンドがタイでは活動しているんですよね?

JAZZ:TOMMIIZはHI-ROCKのメンバーだったよ。(名前の上がった3バンドは)ポップなメタル/ハード・ロックだね。彼らはとてもビッグなバンドで交流は殆どないよ。彼らは『先生』みたいなもんさ。俺たちは彼らとコンタクトして、何かやりたいけど…。

You Can't Kill HEAVY METAL- BULLETGUYZ ( Live in Japan)

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