北欧メロディック・プログレッシヴ・メタルの雄CIRCUS MAXIMUSインタビュー

Interview
LOUDPARK12以来となる来日公演を行った北欧メロディック・プログレッシヴ・メタルの雄CIRCUS MAXIMUS。今回の来日公演についてトルルス・ハウゲン<ds>とラッセ・フィンブラテン<key>にインタビューを行った。

LOUDPARK12以来7年ぶり2回目、単独公演では初となった北欧メロディック・プログレッシヴ・メタルの雄CIRCUS MAXIMUS。どの公演も熱狂的に迎えられ、二日間行われた東京公演はどちらもSOLD OUTと彼らの人気の高さが伺えた。「NINE」の完全再現他今回の来日公演についてあれこれとトルルス・ハウゲン<ds>とラッセ・フィンブラテン<key>にインタビューを行った。

俺達は7年間ずっと戻って来たかったんだよ

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--ラウドパーク以来7年振りの来日になるわけですが、名古屋、大阪、東京とライブをやってみて感想はどうでしたか?


ラッセ・フィンブラテン(以下ラッセ):全くグレイトだね。俺達は7年間ずっと戻って来たかったんだよ。初めて来た時もすごくクールだったからね。今さらにそう思ってるよ。

トルルス・ハウゲン(以下トルルス):だね。俺もそう思う。へへへへ(笑)

ラッセ:でも本当にクールだよ。俺達も戻ってくるために色々なことをして、やっと戻って来れたんだ。

トルルス:オーディエンスは素晴らしかったね。やっと初めて「日本」を見られたって感じだよ。同じ場所に2日間いるだけじゃ何も見れないけど、やっと日本という国を見られて良かった。文化を体験したりね。

--今まで3回のショーをやって、どれもいいショーだったとは思うのですが、中でもどこが一番印象深かったですか?またその理由もお願いします。

トルルス:それは難しいなぁ(笑)

ラッセ:どこも皆グレイトだったよ。でも印象深いといえば、昨夜の東京かな。ソールド・アウト公演だったし。でも全部のショーでオーディエンスはファンタスティックだった。一ヶ所だけ選ぶっていうのは凄く難しいよ。

トルルス:そうなんだよね。選べないね。ひとりひとり皆素晴らしかったんだ。比べられないよ。昨夜はソールド・アウトで、特別な公演になったけどね。7年前に戻ったような気持ちになったんだ。
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ラッセ・フィンブラテン<key>


--今回は『NINE』の完全再現がメインのツアーですが、ライブ音源を収録した公演以外でアルバムの完全再現はやっていらしゃるんですか?

ラッセ:それをやったのは過去に一度だけだね。録音をした公演で。(Kamelotの)トーマス・ヤングブラッドのリクエストでね。

トルルス:彼は『NINE』アルバムを凄く気に入ってくれててね。オスロ公演のスペシャル・ゲストとして「NINEアルバムまるごと演ってくれないか?」って言われて。「オーケー、いいよ!」って演って、録音もしてさ。それが凄く良い音に録れたから、「ライブアルバムとして出したらいいじゃん」ってことになって。

ラッセ:で、リリースしたとき、同時にEPも出して、同時期にルビコン・ミュージックとも契約したし、偶然に色んなことが起こってね。かなりラッキーだったと思うよね。

--ではオスロで一度だけ?

トルルス:うん。そしてあと日本でだけアルバム全体を演ることになったんだ。いつかまたやってもいいなぁと思うね。

ラッセ:今回のは日本だけの為のスペシャル公演なんだよね。

--「NINE」を完全再現する上でプレイするときに一番のポイントとなる所は何ですか?

トルルス:あのアルバムの曲は俺にとっては、今となってはリリースから時が経って何度もプレイしている曲だから、比較的楽なんだよ。オーディエンスも気に入ってくれてる曲ばかりだから演奏しやすいしね。でもプレイする上でのポイントとなると…、譜面を読んでから考えて演奏しようとすると、難しいんだよ。

ラッセ:まぁ、簡単だって言いたいんだけどね。

トルルス:簡単じゃないよ。(笑)あんまり考えないで、ただ演奏するだけだよ。最初から最後にかけて(曲調も)違うし(笑)
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トルルス・ハウゲン<ds>

--7年振りだからもっと他の曲を演りたい、例えばアルバム完全再現の他にオールタイムベストを演るというようなアイデアとかもありましたか?

ラッセ:フルレングスのショーでNINEのアルバムだけを演るというのは短すぎるんだよね。だからEPからの新曲も追加したし、他にも古い曲を加えたよ。この公演については(どの曲を演ればいいか)全然わからなかったんだ。セットリストを変えないといけないかなって話し合ってさ。オーディエンスからのリクエストもあったし、ルビコン・ミュージックからのリクエストもあって、俺達自身がやりたい曲もあった。話は全然まとまらなかったけど。

トルルス:曲をライブで演るときってさ、ライブだとなんだか上手く行かない曲っていうのがあるんだよね。オーディエンスは気づかないと思うんだけど。そんな曲は明日は演るのやめようってなるじゃん。セットリストを変えるよね。どの曲ならいい感じになるかなって。

ラッセ:ライブでウケる曲がヨーロッパとここだと違うんだよ。

トルルス:去年ヨーロッパのフェスで凄く盛り上がった曲があったんだよ。全ての瞬間にふるえが来るような盛り上がりで。だからセットの最後に演るんだけど。でもその曲、日本では「ポカーン」て感じで誰も感情移入してないんだ。(笑)

ラッセ:だから日本では最後に別の曲を持って来たら、お客さんがやっとワーッと盛り上がった。(笑)でもどっちの曲もいい曲だよ。ライブで演奏するのにクールだ。
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