ナレーションはメタラーにまかせろ Vol.14「メタルナレーターのモーターサイクル・ダイアリーズ」

ナレーションはメタラーにまかせろ
ヨタヨタのコロナに負けてたまるかよ
俺達ァ 健康不良中年だぜ

ピーキーすぎない、メタルナレーターのバイクコラム

“Gone Wild”は”Youth”だけじゃない

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そんなバイクとメタル、どちらも”若かりし頃の衝動”という固定されたイメージを人は抱きがちかもしれない。

若かりし頃はメタルに夢中になったが、
今はもう聴いてない。
若かりし頃はバイクに夢中になったが、
今は車の方が便利だ。

小生の周りの同世代は、年を追うごとに、そんな脱メタル、バイク卒業が少なくない。

趣味嗜好が年齢とともに変化するのは当然のことだとは思う。長年集めていた多くのバンドTシャツを売ってしまった小生にとって、この断捨離は"脱メタル"に等しい過去だと悔やみ、バイクとは、夏は暑いし冬は寒い、居眠り休憩出来ない、鼻毛が伸びやすい乗り物だってことも十分理解している。

とりわけ、メタルとバイクはアナログ要素、コレクター気質に訴求する要素など、マニアックなこだわりが強いゆえに、いい歳してまだ夢中なの?と揶揄されやすいことも、趣味として持続しづらい要素があるのかもしれない。

Blue Oyster Cult: Golden Age of Leather


そんな流れにも屈せず、Keep On メタル、Keep On バイクを貫いている同世代を見渡すと、大人気ないようにも思えるが、面倒くさく癖の強さから発する熱量が、アンチエイジングの効果をもたらすのかは定かではないが、エネルギッシュで若々しい中年たちが多い。

“表現者”という自負はあるものの、密室に閉じこもって原稿を読んでる”職業ナレーター”は、アクティブさ、クリエイティブさとはあまり縁のない、実際はインドアで地味な存在だ。

しかしながら、自身のプロフィールの取得免許欄に、二輪免許が記載されているだけで、インドア感を払拭出来たような気にもなる。実際巣篭もりに苦を感じなかったインドアな種族なのだが、不良アイテムにして、ロックアイコンのバイクに乗ることで、他のナレーターとの差別化を図れているのではと密かに思っている。
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やんちゃな親しみやすさ、”いい歳してまだ”という、発展途上で、伸びしろがあるナレーターと受け取ってもらい、そんなキャラクターをキャスティングしてみたいと思われるよう、今日もおっちゃんは、手洗い&うがいを欠かさない”新しい生活様式”に準じながらも、”ワイルドでいこう”とマスク姿でバイク移動しているのだ。

メタルにはバイクを題材とした曲が少なくないことはここでいうまでもないかもしれないが、最後にメタラーでバイカーの同志たちに向けてメッセージを。

”Motorcycle Man” (SAXON)たちよ、
”Iron Horse” (Motörhead)たちよ、
”Electric Gypsy” (L.A.GUNS)たちよ、
”Bad Motor Scooter” (Montrose)での越境は控えよう。
そして”Live To Ride, Ride To Live” (Twisted Sister)でコロナに打ち克とう!
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