HELLHOUND vs HELL DUMP 因縁のツーマン対決!6月29日@渋谷サイクロン

Veppyとメタルな小部屋
地獄の番犬HELLHOUNDと人造人間HELL DUMPの因縁のツーマン対決が行われた6月29日渋谷サイクロン。そのライブ・レポート!

前代未聞!?その日の出番はジャンケンにて決定!

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フライヤー両面。裏面には両者が醜い争いとなっていく切っ...

フライヤー両面。裏面には両者が醜い争いとなっていく切っ掛けが...


地獄の番犬HELLHOUNDと人造人間HELL DUMPのツーマン対決が決まってから激しい舌戦(?(笑))を各種SNS上で繰り広げていた両者。
そのツーマン対決が6月29日渋谷サイクロンで行われた。

ステージのスクリーンが上がっていくと、HELLHOUNDのCrossfire<g,vo>とHELL DUMPのサタン鈴木<g,vo>がしかめっ面で立ち尽くしている。
そのまま、醜い舌戦の小競り合いになっていくと仲裁役としてギャル博士なる女史が登場、そのまま順番を決めるジャンケンへと流れていく。

ジャンケンはCrossfireの出したグーがサタン鈴木の出したチョキに勝った様に見えたが、そのチョキはメロイック・サインとなっていたのでヘヴィ・メタル的にはメロイック・サインが最強ということで、サタン鈴木の勝ちということで後攻を選択。
ガチ?やらせ?
それはあの場所にいた人の判断で。場内はこのオープニングからかなりの盛り上がり。
ステージ上で舌戦を繰り広げるCrossfireとサタン鈴木

ステージ上で舌戦を繰り広げるCrossfireとサタン鈴木

グーで勝利の雄叫びを上げるCrossfireに待ったを...

グーで勝利の雄叫びを上げるCrossfireに待ったをかけるサタン鈴木。ヘヴィ・メタル的にはメロイック・サインが勝ちだろうということでHELL DUMPが後攻を選択。

先行はHELLHOUND 徹頭徹尾のヘヴィ・メタル愛でファンは盛り上がった!

HELLHOUND

HELLHOUND


ここからはシリアス・モードに突入でステージ上ではスタッフとHELLHOUNDのメンバーが忙しそうにセッティング。それが終わると場内暗転、場内に香港映画もほんのり香る勇壮な“ Theme ”が鳴り響く。ここでは邦題の“鋼鉄軍団のテーマ”と言った方がぴったりかもしれない。

ステージを隠していたスクリーンがゆっくりと上り、後ろ向きのメンバーがステージに姿を現すとファンはメロイック・サインでお出迎え。
メタルな重低音と共に疾走していく“The Oath Of Allegiance To The Kings Of Heavy Metal”からショウはスタート、鋼鉄の軍団 と化したHELLHOUNDがファンをヒートアップさせていく。

ズクズクとした重戦車の如きヘヴィなリズムで全てをなぎ倒す“Metal Nation”、それとは逆にメタリックに疾走していくその名もずばりな“Speed Metal Hell ”がファンの首根っこを破壊するように襲っていく。
ステージではLucifer's Heritage <g>とBlackwind<b>が右に左にとステージ狭しを駆け回り、お立ち台に立てばファンを煽っていく。
しんがりに控えしMountain King<ds>はHELLHOUNDの屋台骨を支え、ビートを畳みかけていく。
Crossfire&lt;g,vo&gt;

Crossfire<g,vo>


この日ハイライトとなったのは“Interlude ~ Requiem For Warriors ”と“Heavy Metal Never Dies”のドラマチック路線でファンを魅了した中盤戦。特にバラード調にヘヴィ・メタルへの愛を歌い上げる後者は本当に感動的で、ファンもウットリとその世界に入り込んでいる感じだった。

新曲の“Heavy Metal Till I Die”の反応も悪くなく上々だったし、久しぶりな感じのする“Heavy Metal Patrol”に喜んだファンも多かったと思う。
いわゆるジャーマン・メタル風なキャッチーなサビが印象的な“Mr.Heavy Metal”ではバンドと手を振り上げて、一緒にサビを楽しそうに歌っているファンの姿にウルっともしてしまった。

ラストは“Metal Psycho”と“Metal Warrior”の必殺ナンバー2連発で終了。
フライングVの後ろに貼られた『METAL』のステッカーを誇らしげに見せるCrossfireに大きな声援とメロイック・サインでファンは忠誠を誓っていた。
徹頭徹尾ヘヴィ・メタルなHELLHOUND、90分の贅沢な時間を心の底から楽しんだ。
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HELLHOUND

HELLHOUND

HELLHOUND SETLIST

HELLHOUND 6月29日@渋谷サイクロン

01.Theme ~ The Oath Of Allegiance To The Kings Of Heavy Metal
02.Metal Nation
03.Hellhound
04.Speed Metal Hell
05.Earthbangers
06.Sign Of Heavy Metal
07.Interlude ~ Requiem For Warriors
08.Heavy Metal Never Dies
09.Heavy Metal Till I Die
10.Let Metal Rule The World
11.Heavy Metal Patrol
12.Mr.Heavy Metal
13.Warriors Of Rising Sun
14.Metal Psycho
15.Metal Warrior
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後攻はHELL DUMP!人造人間がヘヴィ・メタルを救う!?

HELL DUMP

HELL DUMP


HELLHOUNDの濃厚なヘヴィ・メタル・アタックにタジタジとなってしまったかと思ったHELL DUMPだったが、オープニングSEの“ターミネーターのテーマ”と共にステージに立ち上がった。

“Hell Dump3”からステージで弾ける4体の人造人間、一発で覚えるキャッチーなサビにメタリックなサウンドでその場にいる人を愉快で激しいHELL DUMPの世界に連れて行ってしまう。
“201X”では某有名バンドの様にサタンはファンと一緒にサビで腕をクロスさせる。
ジャニーズの香り漂う“.Hey! Say! DUMP!”ではファンもバンドもノリノリになっている。

ヘヴィ・メタルが太い根になっているが、そこにアイドル(かなり昭和色が強いが)、ラップ、ナゴム系などの音楽要素もじんわりと滲み出ている。
『色物」と敬遠しているファンもいるとは思うが、しっかりとしたテクニックに楽曲センスは『本物』と言えるだろう。

サタン鈴木&lt;g,vo&gt;

サタン鈴木<g,vo>


2ndフル・アルバム...いや、ヘルバムの「201X」の楽曲を中心に今ではライブでは滅多に演奏されない“超包丁”や“Zombeat”といった初期の曲を織り交ぜたこの日のセットリストは『BEST OF HELL DUMP』と言ってもよいだろう。
少しすべりつつも強引に笑わせてしまうMCや小ネタを絶妙に挟み込んでのショウは時間があっという間に過ぎていってしまう。
それぞれのメンバーのキャラが立っていて、世界観を活かしているのもかなりの強みだ。

そして彼らのハイライトは終盤に向けて壮大に盛り上がっていくバラード調の“地球に一つだけのネジ”で、歌詞を読んでいると意味もないバカらしいものだと思うのだがサビの「だから~ネジさ~、されどネジさ~♪」とバンドと一緒になって歌っているとウルっとなってしまう。
そう錯覚させてしまうだけのパワーが楽曲にあるし、完成もしていると思う。

MCの時間は愉快で楽しいものばかりだったが、ただ一つ今年でメンバーが誰か一人辞めるということに触れた時にはシーンとしてしまい、それまでの雰囲気が壊れてしまったと感じた。
しかし、既に各種SNS上で発表されていたのでそれに触れないのもおかしいし、何よりそうなってしまう残念さがメンバーから伝わってきた。
その言葉1つ1つを聞き逃さないようにファンは耳を傾けていたのは感動的でもあった。
そして、仲間思いで優しい人造人間の一面を見せていたと思う。
誰が抜けるかはまだ発表されていないが、誰が抜けてもHELL DUMPはこれからもずっと続けていくと力強く宣言したサタン鈴木に大きな声援と拍手が飛んでいた。
そして「俺が抜けるかもしれないし」としっかりとオチもつけていた(笑)

しんみりとした空気になったが楽曲が始まればHELL DUMPの明るく激しい世界に戻っていく。
“殺人力士”ではファンはつっぱりのアクション、そして“Cyborgs from hell”では両手を振り上げて歌い、身体を動かしファンもバンドも会場一体となりショウを楽しんでいる。
本編ラストはチープなコンピューター音のイントロがクセになる“Tsukuba Expo”で、皆で「筑波の科学は世界一!」とサビを高らかに歌い終了となった。

まだまだ聴いていない曲があるとファンはアンコールを求め、それに応えるべく名曲“パワーを信じて”をプレイ。見ればHELLHOUNDのメンバーも一緒になって歌っていて、幸せなの中でHELL DUMPのショウは終了となった。
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HELL DUMP

HELL DUMP

HELL DUMP SETLIST

HELL DUMP 6月29日@渋谷サイクロン

01.Hell Dump3
02.201X
03.Hey! Say! DUMP!
04.超包丁
05.メカトピア
06.Zombeat
07.感電ROCK
08.地球に一つだけのネジ
09.毒々C
10.殺人力士
11.Cyborgs from hell
12.Tsukuba Expo

Encore
13.パワーを信じて
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茶番(?)は続くよ、どこまでも

仲直りするHELLHOUNDとHELL DUMP

仲直りするHELLHOUNDとHELL DUMP


HELL DUMPのステージが終わるとCrossfireを筆頭にステージに乱入してくるHELLHOUNDの面々。また乱闘かと思いきや、 お互いの健闘を称えあう。
どうやら両者のアツき心とパフォーマンスが共感した様だ。
そして、セッションしようと始まったのは何と海援隊の「贈る言葉」!しかもカラオケの音が場内に流れる!!
場内爆笑しながらも「暮れなずむ街の~♪」と一体となり歌っている。

アツき仲直りの抱擁を交わしたCrossfireとサタン鈴木だったが「どっちのバンドが最高だったか!」という些細な一言から、両陣営小競り合いに突入(笑)。混乱のステージにドリフのオチの音楽が流れ無情にもスクリーンが下りていった。
そして最後にそのスクリーンに映画の様にエンドロールが流れてこれで本当のフィニッシュ。

演奏ではひたすらアツくバチバチにやりあい、オープニングとエンディングにネタを仕込んでと、汗と感動と笑いとがギュウギュウに詰め込まれたこの日のイベントだった。
笑いという部分では敬遠してしまう方もいると思うが、エンドロールが終わって残っていたファンから拍手と「楽しかった!」の声がそこかしこで上がっていたのが印象的だった。

普段の生活の様々なストレスを一気に発散することのできた「神イベント」だったと思うし、この続きがあるなら何としても足を運びたいと思わせた。8月には「HELL」と名前がついたバンドが出演するイベントで激突する両者。
その戦いも楽しみだ。

TEXT:ヘルバンガー鈴藤
最後は両陣営入り乱れての取っ組み合いの喧嘩となってしま...

最後は両陣営入り乱れての取っ組み合いの喧嘩となってしまった(笑)

8月のヘル祭りで再び両者が激突!

ヘル祭りフライヤー

ヘル祭りフライヤー

「HELL」が名前に入ったバンドだけを集めて行われる画期的(?)なイベントが開催されます。

ヘル祭り 第一怪
出演バンド
・HELL AND HELL
・HELLBOUND
・HELL DUMP
・HELLHOUND
【ABC順】
※一部出演をお伝えしたHELLCHILDですがキャンセルになりました。
2019年8月31日(土)
渋谷CYCLONE
OPEN:18:00
START:18:30
前売り券 3,300円+1drink(バンド予約/店予約/プレイガイド購入)
当日券 3,800円+1drink
入場順 プレイガイド購入/通常予約/当日券
チケット問い合わせ
渋谷CYCLONE http://cyclone1997.com/home.html
【e+】
■購入ページURL
https://eplus.jp/sf/detail/3008070001-P0030001
【ローソン】
■購入ページURL
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Lコード
70115
★チケット問い合わせ★
渋谷サイクロン
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町13-16
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TEL:03-3463-0069
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