「メタル・ファンは自尊心が低い?」 メタル心理学~闇夜のヘヴィ・メンタル Vol.7

メタル心理学~闇夜のヘヴィ・メンタル
「メタル・ファンは自尊心が低い」という...もし、その調査が本当であれば、どうしたらいいのだろうか?
俺たちの「自尊心」をアゲアゲにする方法を考える!

メタルファンは自尊心が低いって本当?

ウエストミンスター大学の心理学者Viren Swami氏が、219人の女性と195人の男性を対象におこなった調査では、
被験者にヘビメタを10曲聴かせ、その後自らの性格に関するアンケートに答えてもらった。
すると、ヘビメタファンの特徴として、以下の点が明らかに。

・好奇心旺盛
・自尊心が低い
・人と違うことがしたい
・無宗教
・男性が多い
・権力が嫌い

好奇心旺盛で個性的、権力が嫌いというのはうなずけるが、自尊心が低いのはやや意外。
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この論文によると、よくわからないけどメタルファンは自尊心が低いという結果になっている。

ということで本当に「メタルファンは自尊心が低い」のかというテストを実施しようとしたのだが、
すでに「自尊心」に関わるテストだということが伝わっているので、回答にバイアスがかかってしまうので今回はパス。
折を見て、何かのタイミングでアンケート調査をやってみたい。

そもそも「自尊心」を広辞苑で調べると...
特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度。プライド。

ということで、我々メタルファンがどうすれば「自尊心」を高く保つことができるかをお伝えしようと思う。
前々回の記事で「タイプ別メタラー」のアンケートを取ったので、「タイプ別自尊心の上げ方」についてお伝えしようと思う!

タイプ別メタラーの結果

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まずは、各タイプの特徴を簡単に解説しよう。
まだ、この性格診断に参加してない人や、忘れた人はもう一度トライしてみよう


①パーフェクト・メタラー(22%)
このタイプの人は、問題点を発見しその修正や改善する完全主義者。
世の中の不正や不公平なことが嫌いで、常にもっと良くしようと考えている。
・高い理想や理念を持ってる
・辛抱強い
・細部にこだわる
・自分に厳しく他人にも厳しい
・正直である
・正しい方法論にこだわる

②ピースフル・メタラー(20%)
このタイプは他人との争いを好まない、穏健派メタラー。
グループや組織内では良き調整役となる。
・包容力がある
・落ち着いている
・自分から率先して行動するというより、受け身であることが多い
・自分の安心できる場所を大切にする
・気を使った結果、先延ばしをしてしまう
・優柔不断

③ロマンス・メタラー(15%)
このタイプは、自分の理想や夢を追い求めて生きる個性的なメタラー。
他人と同じと思われたくないので、時に理解不能の行動をとる。
過去の思い出を大切にし、憧れのアーテイストに傾倒する。
・人に対して好き嫌いがはっきりしている
・自分のやりたいことに没頭する
・他人と同じであることを嫌う
・感情に敏感
・芸術的な感覚を持っている
・個性的である
・自分なりの美意識を持っている

④欲情型メタラー(10%)
自分のやりたいことが明確で、常に人生を楽しむように生きるメタラー。
熱しやすく飽きっぽい性格は、常に刺激を求めて人生をひた走る。
挫折しても立ち直りが早い反面、自分を顧みたり過去の失敗から学ぶことが苦手。
・明るくひょうきん
・親しみやすい
・自分の内面や辛いことから目をそらす
・我慢ができない
・熱しやすく冷めやすい
・新しモノ好き

⑤成り上がりメタラー(9%)
「目標」や「目的」に向かって、一生懸命頑張る努力家。
周囲からの期待以上の結果を出したり、賞賛されることに喜びを感じる。
・人前では明るく振る舞うことが多い
・他人より目立つほうだ
・自分のイメージを大切にする
・常に忙しい
・おだてられると断れない
・周囲の目は反応を気にする
・負けず嫌い

⑥クリスチャン・メタラー(7%)
困った人を見ると放っておけない、メタル界には稀な愛に溢れたクリスチャン型メタラーだ。
時に自分を犠牲にしても、相手のために尽くすことに喜びを覚える。
女性であれば、ヒモ体質のミュージシャンの格好の餌食となるので注意が必要。
・落ち着きがない
・外交的である
・喜怒哀楽がはっきりしている
・困っている人を放っておけない
・つい、おせっかいをやいてしまう

⑦トゥルー・メタラー(7%)
何事にも忠実、ゆえにメタルに関しても忠実なタイプ。
これはと思ったアーティストに深く傾倒したり、年上の人間に師事したりする。
根が真面目なので、結果を出すまで努力する。
・人懐っこい
・真面目で忠実
・慎重
・神経質
・誠実で優しい
・責任感が強い
・真剣に物事に取り組む
・安定志向

⑧パワー・メタラー(6%)
他人からコントロールされることを嫌い、自分の意思を大切に生きるタイプ。
親分肌で面倒見がいい。
・プレッシャーや逆境に強い
・正義感が強い
・猪突猛進
・怒りを爆発させる
・面倒見がいい
・強力なリーダーシップを発揮する

⑨オタク型メタラー(4%)
自分の興味のあるものを偏執的に知識を収集するオタク系メタラー。
例えばメタルならなんでもいいわけではなく、自分の好きなタイプのアーティストやカテゴリーについてのめり込む。
・内向的
・人との間に距離を置く
・物静か
・淡白
・感情表現が苦手
・探究心がある

今回の調査では、生真面目な「パーフェクトメタル」穏健な「ピースフルメタル」と行ったメタルのイメージとはかけ離れたタイプが、BURRN!読者には多いということがわかったw
逆に考えると、メタルを好きな人はそういう人が多いということだろうか?

以外に少なかったのが、「オタクタイプ」のメタラーということw
「メタル好き=オタク」という見解が「ステレオタイプ」であることがわかった。

タイプ別「自尊心」のアゲアゲの方法!

ひとくちに「自尊心」と言ってもそれぞれのタイプによって、その「傷つき方」や「上げポイント」は異なる。
なので、今回はタイプ別の「自尊心」攻略法をお伝えしたい!
俺たちメタルファンが「自尊心」が低いと言う「言い伝えを」打ち砕くのだ!

まずは、上記のタイプを三つのグループに分け、それぞれのポイントを解説しよう。
第1のグループを「過去タイプ」と呼ぶ。

愛に溢れた「クリスチャン・メタラー」、目標達成型の「成り上がりメタラー」、個性的な「ロマンスメタラー」がこのタイプだ。
このタイプの人たちは、過去の出来事に引きずられ、自分たちの「プライド」が傷つくことを根源的に恐れている。

愛に溢れた「クリスチャンメタラー」は「自分は大丈夫」というプライドをまもるために、必要以上に相手を大切にする。恋人、友人、子供、家族、困っている人を見ると自分を犠牲にしても助けずにはいられなくなる。しかし、本当に大切にされたいのは「自分」であることを忘れないように...つまり自分の意見を大切にすることが重要だ。

目標達成型の「成り上がりメタラー」は、「周囲の人に認められる」ことで自分の「プライド」を守っている。時にそのプライドを守るために、必要以上に自分を大きく見せたり、虚栄を張ってしまう。
レーシングカーのようにゴールを目指す人生ではなく、たまには周りの景色を見ながらのんびりドライブそのものを楽しむことも重要だ。
力を抜いて、「自分は存在しているだけで価値がある」ということに気づき「人生を味合う」ことをお勧めする。

個性的な「ロマンスメタラー」は、自分が他の人と違うということにプライドを持っている。
しかし、その反面「自分は社会に馴染めない」とか、「理解されない」と「孤独を感じる」こともある。
感情に揺れ動く移り気な「こころ」は、「誰もわかってくれない」と思う反面「自分は特別な存在だ」という相反する「こころ」を常に持っているということを理解しよう。

この3っつのタイプの人は「過去」の出来事にとらわれやすいので、過去の自分を許して、失敗も受け入れることが重要だ。
「過去」は今のあなたとは何も関係ないということを学ぼう。
そして「失敗」から学ぶことは重要だ。
その「失敗」のコストが、未来のために生きてくるのだから。
次のグループは「現在タイプ」だ、このタイプの人は自分の感情に左右される。

親分肌の「パワーメタラー」は面倒見がいいが、裏切りは許さない。そして自分の意見を通すためなら対立も厭わない。正面から意見をぶつけて筋を通すのがこのタイプの生き方だ。
そんな時つい「感情」的になってしまうことがあるので、一歩引いて客観的に考えることも重要だ。
このタイプは「他人にコントロールされる」ことを根源的に恐れていて、それが逆に自分の人生を切り開く原動力になっている。

平和主義者の「ピースフルメタラー」は、周囲との調和を大切にする。
自分の意見を通すことで、誰かと争うぐらいであれば自分が我慢をすればいいと考える。
面倒臭いので、意見を言わなかったり何もしないという態度に出るのだ。
このタイプは「調和を乱す」ことを恐れて、結局何もしないという選択をする。

完全主義者の「パーフェクトメタラー」は、問題が目につくあまり、「〜するべき」「〜しなければいけない」という狭い思考にとらわれてしまう。
毎日心のどこかから「もっと〜しなければ」と急き立てられ、必死でいろんなことをするのだが、周囲の人はその頑張りを認めてくれない...と感じる。
「世の中はもっと良くなる」という考えが根底にあるのだが、余裕がなくなると必要以上に自分のことも責めてしまう。
そして、他人の細かいミスもい許せないので、ストレスやトラブルを抱えてしまうこともある。

このタイプの人たちは出来事に対してまず「感情」がさきに反応してしまうので、そんな時こそ一呼吸置いて客観的に考える習慣を身に付けたい。
とはいえ「感情」で反応してしまうのは無意識的な反応なので。そんな「感情」的になってしまう自分もOKと受け入れることが重要なのだ。



最後のグループは「未来タイプ」だ。
このタイプにとって最大の敵は「不安」だ。
まだ起こっていない「悪い出来事」を創り出して自分を追い込むのだ。

論理的な思考の持ち主の「オタク型メタラー」は、知らないことの「不安」から「知識」を溜め込み、将来の「不安」を打ち消すために「モノ」を溜め込む。

何事にも忠実な「トウルーメタラー」が抱えている根源的な恐れは、「自力で生きていく力がないのでは...」という「不安」だ。そのため、頼れる人間やお手本となるような人間を求める傾向がある。
将来的な目標を見失ったり、「安心」した生活が得られないと、必要以上に「不安」を増幅させ、今まで頼りにしていた人に牙を剥く。

楽天的なタイプの「欲情メタラー」は、「自由を失うのではないか」という根源的な恐れを持っている。夢や目標が叶っても「もっともっと」と飽くなき欲望に取り憑かれてしまう。今自分が手に入れているものに、すでに価値があることを理解する必要がある。

この未来タイプに必要なのは「明るい未来」のイマジネーションだ。
「不安」も「自信」も自ら作り出す幻想にすぎない、同じ根拠のない幻想であれば「自信」を持つことを進める。
よく「自信」がないと言う人がいるが、そもそも「自信」などと言うのもは幻想でしかない。
「ある」「ない」で表現するのではなく、「持つ」か「持たない」かと言う自分の判断でしかない。
「自信」は「自分を信じる」ことで「持つ」ことができる。

....と言うわけで、まとめ

各タイプごとの「自尊心」の高め方は下記の通り。

愛に溢れた「クリスチャン・メタラー」、目標達成型の「成り上がりメタラー」、個性的な「ロマンスメタラー」の「過去タイプ」「自分を許す」「受け入れる」ことが重要。

親分肌の「パワーメタラー」、平和主義の「ピースフルメタラー」、完全主義の「パーフェクトメタル」の「現在タイプ」は「自分の感情を理解する」ことが重要。

論理的思考の「オタク型メタラー」、物事に忠実な「トゥルーメタラー」、楽天的な「欲情メタラー」の「未来タイプ」「自信を持つこと」が重要だ。

一口に自尊心といってもそれぞれ傷つくポイントや落ち込むポイントは異なるのだ。